のび太と雲の王国

 

 

 ■藤子・F・不二雄先生からのメッセージです

 青い空にうかんだ白い雲。あの雲はどこから来てどこへ行くのか。雲の上はどうなっているのかな…。そんなことを、みなさんは考えたことがありませんか。のび太は、雲の上には天国があると思っていたのです。そこには天上人たちが楽しく暮していて…などとスネ夫やジャイアンに話したため、すっかりばかにされ笑われてしまいました。
 「くやしい。ドラえもん、なんとかしてよ」のび太に泣きつかれ、しかたなく雲の王国をつくりはじめたのですが…。そのころからつぎつぎにふしぎな事件がおこります。
 大雨で、南の島がとけて流れたり、人やゾウが雲の中へ吸いこまれたり、大昔に絶滅したはずの動物が高山の頂上にあらわれたり。
 雲の上の世界は、ほんとうにあるのか。そこはどんな人達がすんでいるのか。さあ!ドラえもんたちといっしょに、みなさんもナゾが一杯の大冒険にのりだしてくださいね。

『ドラえもん のび太と雲の王国』劇場用パンフレットより1992年3月発行  

 

 ■作者のことば

 みなさんは、天国はほんとうにあると思いますか?今回のお話は、天上人のすむ雲の上が舞台です。進んだ文明と美しい自然、まるで夢のような国ですが、なんだかちょっと様子がへんです。はたしてここで、のび太たちはどんな冒険をするのでしょうか。
 みなさんも、のび太たちといっしょにスリルいっぱいの旅に出かけましょう。

てんとう虫コミックス『大長編ドラえもんVOL.12 のび太と雲の王国』1994年7月発行  

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