タイトル

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今月号はコロコロか小学四年生か 42巻「断ち物願かけ神社」

 自分の好きなものを断てば願いをかなえてくれる「断ち物願かけ神社」。のび太がどれを断つか迷って書いた好きなもの全てをママがこの機械に入れてしまったため、のび太に不幸が訪れるわけですが、その一つ、漫画が読めなくなってしまうシーンで、はる夫が持っていた雑誌は25ページの5コマ目でははる夫の言うとおり「コロコロ」と書いてあるのですが、6コマ目では「四年生」と書いてあります。はる夫が持っていた雑誌は本当はどちらだったんでしょうか。
 

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のび太のパパは? 42巻「宇宙完全大百科」

 どんな小さなことでも載っているという「宇宙完全大百科」。のび太が自分自身のことを調べてみると、「野比のび太 野比玉子の長男。勉強もスポーツも苦手…」という答えが出てきたのですが、皆さん疑問に感じられたでしょう。なぜパパの名前が出てこないの?この答えは単純です。ミスなのです。初出では「野比のび助 野比玉子の長男。勉強もスポーツも苦手…」だったのです。それなのに単行本に収録するときに、担当者がよけいな気でも回して「のび太」に変えてしまったというところでしょう。

 

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仙人ロボットが落ちた訳 43巻「仙人らくらくコース」

 のび太が仙人になろうと、仙人ロボットの修行を受けていたところ、やっと「雲に乗る術」を会得することができました。ところが、しずちゃんのパンチラを見たとたん、仙人ロボットは神通力を失い、まっ逆さまに落っこちてしまいます。仙人ロボットの言葉を借りれば、「心が乱れた」わけですが、これは久米仙人の伝説を元にしています。

 吉野の竜門寺にこもって、仙人の修行をしていた久米仙人。やっとのことで雲に乗る術を身につけて吉野川の上を飛んでいたところ、川で着物を洗っていた若い娘のあらわになった太股を見て、ムラムラと。途端に神通力を失い、まっ逆さまに落ちてしまったとさ。

 てな話でした。「もどりライト」ネタかな…。
 

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パパもやっぱり間違える 43巻「強〜いイシ」

 のび太の漢字の間違いは「のび犬」などで有名ですが、パパもやはりのび太の父親、漢字の書き間違いをしています。

 118ページの8コマ目、壁に張られた「禁煙」の「煙」の字の「土」の部分が「王」になってますね。「禁煙」という文字が間違っている以上、やめられないのも無理ないですね(^ ^;)。
 

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月は近づいている?遠ざかっている? 44巻「ハワイがやってくる」

 長い年月がかかる現象を手っ取り早く完成させる、年月圧縮ガン。鍾乳石やマリモを成長させたり、ハワイを近づけたりした後、のび太は月を引き寄せますが、昔の版では

 「今夜はおもしろかった。またいつかやろう。」
 「そうだ!もう一ぺんだけかして。」「?」
 「月の軌道も少しずつ地球に近づいてると、きいたから…。」

 だったのですが、最近の版では

 「マイナスボタンで時間をもどすこともできるよ。」
 「つまりあべこべになるの?かして。」「?」
 「月の軌道は少しずつ地球から離れてるときいたから…。」

 というようにセリフが変えられています。当然修正された、「月は地球から遠ざかっている」というのが正しいわけですが、どれくらい離れているのかと言いますと、一年に約2cmほど遠ざかっています。
 

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アパトサウルス 「のび太の恐竜」

 大長編ドラえもんの記念すべき第一作「のび太の恐竜」。藤本先生自身「最も愛着の深い作品」とおっしゃっているほどの作品です。

 さて、のび太たちがしっぽをすべり台にしたり、生まれたばかりの子供を守ったりしたブロントサウルス、最近の版や文庫では「アパトサウルス」という名前に変わってしまっています。これはブロントサウルス発見以前に命名されていたアパトサウルスの化石と同じ種類だったということが分かり、統一されたため、ブロントサウルスという呼び名はなくなってしまったそうです。

 しかし長い間「ブロントサウルス」で慣れてしまったため何かしっくりこないですよね。「ブロントサウルス」の方がでっかいイメージあるし・・・

 そういえば藤本先生自身後におっしゃっていましたが、ピー助ことフタバスズキリュウは恐竜ではないんですよね。恐竜に対し、首長竜という分類で、プテラノドンも恐竜ではなく、翼竜ということのようです。
 

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タイムマリン 「のび太の恐竜」

 大長編には「恐竜」「日本誕生」「ブリキの迷宮」としばしば登場するタイムパトロール。そこに毎回登場する乗り物の名前はご存じですか?これが答えられたらあなたはすごいです。あいにく原作には登場しませんし、映画でもその名前が触れられたことはありませんが、ちゃんと「のび太の恐竜」が映画化された時にちゃんと命名されているのです。

 その名前は「タイムマリン」。「タイムマシン」と海を意味する「マリン」の造語でしょうが、時空間を航海するという意味で作られたのでしょう。

 さて、逆に恐竜ハンターの乗り物、こちらにも名前があるんです。それが「スコルピオン」。こちらは見た目そのままの「サソリ」ですね。
 

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のび太の海底城 「のび太の海底鬼岩城」

 個人的な意見なんですが、大長編ドラでは「のび太の海底鬼岩城」が最高傑作だと思っています。ムーとアトランティスの伝説とバミューダトライアングルの謎を見事にからみ合わせてそしてあの感動のラスト、藤本先生の実力が遺憾なく発揮された作品と言えるでしょう。

 さて、自分が好きだからと言えなくもないのですが、この「のび太の海底鬼岩城」は藤本先生自身もとりわけ力をいれていたのではないか、と思える点が2点挙げられます。

 その1つがページ数。「海底鬼岩城」は207ページと最も多い作品です。他の作品はだいたい190ページ程度ということを考えると相当多いと言えるでしょう。コロコロコミックでの連載もたいていは6回なのですが、この作品は7回でした。

 もうひとつ、これは当時コロコロコミックを買っていた方でないと分からないのですが、実はこの「のび太の海底鬼岩城」だけ、連載の途中でタイトルが変わっていたのです。連載全7回のうち、第4回までは「のび太の海底鬼岩城」ではなく「のび太の海底城」だったのです。
 

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主題歌の詩がないわけ 「のび太の魔界大冒険」

 19作のは別として、映画ドラの主題歌は印象深い名作が多く、てんコミにも見開きで主題歌が途中で出てきますが、「のび太の海底鬼岩城」と「のび太の魔界大冒険」「のび太と鉄人兵団」には主題歌のページがありません。何故なのでしょうか。

 まず、「のび太の海底鬼岩城」の方ですが、実はてんとう虫コミックスの大長編ドラが最初に発売されたのは「のび太の恐竜」ではなく、この作品なのです。ですから、最初に発売された時は歌詞を載せるという考えがなかったんですね、次に発売された「のび太の恐竜」から歌詞を載せるようになったのです。ちなみに、藤子不二雄ランドの「のび太の海底鬼岩城」にはちゃんと「海はぼくらと」の歌詞が載っています。

 次に「のび太の魔界大冒険」ですが、こちらはちょっと事情が違います。まず、ここでクイズですが、「のび太の魔界大冒険」の主題歌は何というタイトルで誰が歌っていたのでしょう?「だからみんなで」で、岩淵まことではありませんよ。確かにビデオではそうなっていますが、本当は「風のマジカル」で、小泉今日子が歌っていたのです。

 契約の期限が切れてしまったため、漫画にもビデオにも使用できなくなったというのがその理由のようです。

 「のび太と鉄人兵団」は…すみません、分かりません(^ ^;)。恐らく歌詞を入れる適当な場面がなかったのではないか、と思うのですが。
  

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マンドラゲの根って? 「のび太の魔界大冒険」

 もしもボックスで魔法の世界に入ったのび太たち。39ページでテレビで宣伝をしている「不老長寿丸スーパータイプ」の原料の一つとされる、マンドラゲの根とは一体なんなのでしょうか。

 恐らくこの「マンドラゲ」というのは「マンドラゴラ」のことだと思われます。オカルトものがお好きな方ならご存じかと思いますが、この「マンドラゴラ」、想像上の植物で根っこが男女の人の形をしており、引き抜く時に断末魔の叫びをあげ、この叫び声を聴いた者は気が狂って死んでしまうとされています。

 媚薬に使われるとされ、これを引き抜く方法としては人間は耳をロウで塞いでおき、紐で犬とマンドラゴラを結び、犬に引き抜かせるというものです。藤子A先生の「忍者ハットリくん」では獅子丸がこれを引き抜かされてました(^ ^;)。
 

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