タイトル

「少年サンデー」で連載が始まった『オバケのQ太郎』。学年誌、幼年誌などに活躍の場を拡げると共に、そのバリエーションも様々な物が生まれました。また、本編の連載終了後も、Q太郎達のその後を描く作品なども描かれています。
 ここでは、そんな様々なバリエーションのオバQを、発表された順に御紹介しちゃいます。 この他にも朝日ソノラマから発売された、プラスチック製のレコード「ソノシート」のジャケットや、朝日新聞などに一コマ漫画が描き下ろされていますが、割愛させていただきます。

オバケのQ太郎    昭和39年1月〜42年5月
 『オバケのQ太郎』の本編となる作品。昭和39年1月から週刊少年サンデーで連載開始後、約1年後には小学館の学習雑誌にも連載が開始された。学習雑誌は読者の年令が限定されるため、作品の内容はもちろん、登場人物も読者の年令に合わせている。
 なお、「よいこ」「幼稚園」では連載開始間もない頃は「おばけのQたろう」という表記だった。
 少年サンデーに掲載された作品は藤子不二雄ランド(全20巻)にほとんど収録されたが、学習雑誌に掲載された作品は低学年向けの作品ほど未収録作品が多くなる。
   ■「週刊少年サンデー」    昭和39年6〜14号,24〜51号
   ■「週刊少年サンデー増刊号」 昭和40年正月ゆかいまんが号〜42年お正月号
   ■「別冊少年サンデー」    昭和39年秋期号〜42年1月号
   ■「小学館コミックス」    昭和40年夏の号〜41年春の号
   ■「小学館ブック」      昭和41年7月号〜42年2月号
   ■「小学一年生」       昭和40年1月号〜42年2月号
   ■「小学二年生」       昭和40年1月号〜42年2月号
   ■「小学三年生」       昭和40年1月号〜41年10月号
   ■「小学四年生」       昭和40年1月号〜41年11月号
   ■「小学五年生」       昭和40年1月号〜42年2月号
   ■「小学六年生」       昭和40年1月号〜42年2月号
   ■「よいこ」         昭和40年8月号〜42年6月号
   ■「幼稚園」         昭和40年1月号〜42年2月号
   ■「明星」          昭和41年1月号
   ■「ボーイズライフ」     昭和41年3月号
 
オバケのQ太郎(マドモアゼル)    昭和40年12月〜41年10月
 小学館の若い女性向けの雑誌「マドモアゼル」に掲載された各話4ページの小作品で、全11回。本編との大きな違いは、神成さんの家に居候しているのが、ドロンパではなく、読者層と一致すると思われる青山ミドリという人間の女性である点。この女性に一目惚れしたQ太郎の片想いを描いており、本編とはまた違った雰囲気を持っている。
 残念ながら、全話単行本未収録となっている。
   ■「マドモアゼル」      昭和41年1月号〜11月号
 
オバケのP子日記    昭和40年12月〜41年11月
 こちらは雑誌のタイトル通り、女学生向けの雑誌に掲載された作品。人間界に留学にやってきたQ太郎の妹P子が、居候先のユカリさんの元で巻き起こす騒動を描いている。パラレルワールド的な「マドモアゼル」版とは異なり、本編とのリンクが見られる。
 藤子不二雄ランドは全作品を収録している。虫コミックス、てんとう虫コミックスにも全話ではないが収録されている。
   ■「女学生の友」       昭和41年1月〜12月号
 
オバQのオトボケ戯評    昭和41年3月〜12月
 少年サンデーよりは少し高めの年齢層向けの雑誌「ボーイズライフ」に掲載された作品。月面に着陸したルナ9号、日本人ピューリッツァ賞受賞など、その当時話題となったニュースを2ページで紹介するコーナー内で、その話題を元にした一コマ漫画が描かれている。残念ながら全作品が単行本未収録となっている。
   ■「ボーイズライフ」     昭和41年4月〜1月号
 
7年あとのQちゃん一家 昭和41年10月
 7年後のQ太郎や正ちゃんの一家の様子を描いた1ページの作品。「週刊少年サンデー」通巻400号を記念して、800号が出る7年後をテーマに、それぞれの作家が漫画を描き下ろす企画の一つ。「空想まんが」とあるように、本編のその後を描いているとは言い難い。残念ながら単行本未収録。
   ■「週刊少年サンデー」    昭和41年41号
 
こんにちは!みなさん その後のオバケのQ太郎 昭和43年1月
 「テレビからきえたQちゃんは、いま、こうしています…。」という説明の通り、連載が終了してしばらく後のQ太郎を描いている。26コマの小作品で、藤本先生のみが描かれている。
   ■「小学二年生」       昭和43年2月号
 
『オバケのQ太郎』あれから四年… 昭和44年2月
 「おお!!なつかしのキャラクター」という企画ページの一つとして、描き下ろされた1ページもののイラスト。連載当時のメンバーの写真と、四年後のメンバーの写真を比較している。
   ■「ビッグコミック」     昭和41年3月号
 
新オバケのQ太郎    昭和46年3月〜49年2月
 『オバケのQ太郎』本編の連載が終了して四年後に学習雑志で復活した作品。Q太郎が旅に出てから五年後の世界を描いているが、各キャラの年令は旧作から変更されていない。正太とQ太郎を主人公としていた旧作と比べると、Q太郎によりスポットを当てた感が強い。また、このシリーズからQ太郎の弟O次郎が登場する。
 なお、このシリーズが連載されていた当時のタイトルは『オバケのQ太郎』であり、「新」は付いていなかった。
   ■「小学一年生」       昭和46年4月号〜48年3月号
   ■「小学二年生」       昭和46年4月号〜48年2月号
   ■「小学三年生」       昭和46年4月号〜48年2月号
   ■「小学四年生」       昭和46年4月号〜48年7月号
   ■「小学五年生」       昭和46年4月号〜48年3月号
   ■「小学六年生」       昭和46年4月号〜48年6月号
   ■「ベビーブック」      昭和46年4月号〜48年2月号
   ■「めばえ」         昭和46年4月号〜49年3月号
   ■「よいこ」         昭和46年4月号〜48年4月号
   ■「幼稚園」         昭和46年4月号〜48年2月号
※「小学六年生」での連載自体は昭和48年3月号で終了しているが、6月号で「ギャグまんが決定版」というコーナー内で「ペケポコバケラッタ」が掲載された。
 
劇画・オバQ    昭和48年2月
 「ビッグコミック」に掲載された短編で、Q太郎がオバケの国に帰ってから15年後、再び人間界にやってきたQ太郎の悲哀を描いた作品。この作品を『オバケのQ太郎』の最終回と捉えてしまう読者も多いようだが、あくまで番外編であり、作者としても本編の結末として描くつもりはなかったのではないであろう。SFパーフェクト版などに収録されている。
   ■「ビッグコミック」      昭和48年2月25日号
 
スタジオ・ボロ物語    昭和48年8月
 かつて藤子不二雄、石ノ森章太郎、つのだじろうらが作り上げたアニメーション制作会社「スタジオ・ゼロ」の設立当初の顛末を、『オバケのQ太郎』の誕生秘話を織りまぜて描いた作品。藤本先生が自身の過去を描く非常に珍しい作品である。
   ■「別冊少年ジャンプ」     昭和48年9月号
 
オバケのQ太郎    昭和51年4月
 藤子不二雄ランド『新オバケのQ太郎』に「明日は誕生日」というタイトルで収録されている。
   ■「月刊少年ジャンプ」     昭和51年5月号
 
ドラQパーマン昭和54年7月
 『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』のキャラが一同登場する豪華な企画漫画だが、作画はしのだひでお氏が担当している。アイデアやネームは藤本先生がされたとの噂もあるが、定かではない。テレビアニメ化もされている。
   ■「コロコロコミック」     昭和54年8月号
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