「21エモン」以外の…
「21エモン」で登場するキャラクターは他の作品にもいろんな形で登場してきました。ここではこれまで私たちが出演してきました作品を発表された年代順に御紹介いたします。
どろろ
読切:『週刊少年サンデー』1968(昭43)年2,3号
 『どろろ』は『21エモン』と同じく「少年サンデー」に連載されていた手塚治虫先生の作品でございます。2,3合併号では“新年ゆかいまんが特集4紅白ものまねまんが合戦”という、サンデー連載の漫画家の方々が他の漫画家の作品を描く企画がございました。そこで藤子F先生が手塚先生の『どろろ』を描いた、というわけでございます。
 妖怪退治の旅を続ける百鬼丸とどろろ、そこへホヤーンと現れたのは9の目を持ついかにも怪しげな妖怪。「妖怪、かくご!!」と斬りつける百鬼丸、しかし妖怪は「ウヒャ!!なにするねん!?」「アーン、おかあちゃん!!」などと泣き出す始末。そこへ「お客さん、こっちですよ。」と21エモンが登場、妖怪だと思っていた生物は宇宙人でした、というお話でございます。
 
モンガーちゃん
連載:『小学館の幼稚園』1968(昭43)年7〜9月号 全3回
 藤子F先生の『オバケのQ太郎』『パーマン』『ウメ星デンカ』『ドラえもん』などの作品は学年誌以外に幼年誌にも連載されることが多くありました。『21エモン』の場合はタイトルが変更されてわすが3回ではありますが、連載されました。この作品では幼年時代の21エモンとルナちゃん、モンガーが主人公でございます。
 ちなみにこの作品は同誌の11月号から永田竹丸氏によって連載が再開されております。
   
第1回 テレビ局へテレポートするお話 2ページ 7月号
   第2回 山と海へテレポートするお話  6ページ 8月号
   第3回 ロボットを買いに行くお話   6ページ 9月号
 
ウメ星デンカ
連載:『週刊少年サンデー』1969(昭44)年2/9〜8/22月号 他
 こちらはつづれ屋というよりは『21エモン』のキャラクターであります、ゴンスケが登場したという意味での御紹介でございます。1971年に虫プロ商事から刊行された『ウメ星デンカ』第3巻のカバー見返しの藤子F先生のお言葉を引用させていただきます。
“この巻で登場するロボットのゴンスケは、実は「21エモン」という別の作品で生まれたキャラクターです。「ウメ星…」の登場人物が皆好人物すぎるので、アクセントとしてゲスト出演させました。”
 この作品ではゴンスケはゼネラル・ロボッツ・カンパニー社製のスーパー召使いロボット「強力ゴンスケ号S」という設定になりましたが、生意気な性格とお金好きはそのまま残ってしまったようでございます。
 
ゴンスケ
連載:『東京タイムズ』『北海道新聞』1970(昭45)年9/6〜9/27号(日曜版) 全4回
 この作品は藤子不二雄A先生の作品でございます。タイトル通り、ゴンスケが主人公でございます。「21エモン」に登場するゴンスケと同じく少々性格に問題がございますが、どの回もひどい目に遭っております。
   
第1回 「万国博の巻」    15コマ  9月6日号
   第2回 「公害の巻」     17コマ  9月13日号
   第3回 「歌手志望の巻」   14コマ  9月20日号
   第4回 「ガールフレンドの巻」14コマ  9月27日号
  
 
ドラえもん【オンボロ旅館をたてなおせ】
読切:『小学六年生』1980(昭55)年5月号
 皆様ご存じの作品でございますね。この中の1エピソードに20世紀のつづれ屋が登場しております。
 のび太様がいつものように家出をします。ホテルの玄関で雨宿りをしていると、ふいにホテルの主人に中に連れ込まれます。そこがつづれ屋でございました。当時は18エモンが経営しておりましたが、私の父19エモンは家出中とのことでした。その後のび太の御親友のドラえもん様の不思議な道具のおかげでお客様が入るようになり、復活の目途が立つようになったのでございます。また、カムカムキャットという道具のおかげで家出をしていた19エモンも戻ってきたのでございます。ただ、この時のホテルはのび太様は4階のお部屋をご利用なさっていますが、21世紀のつづれ屋は3階建てでございます。
 
エスパー魔美【サブローは鉄砲玉】
読切:『少年ビッグコミック』1980(昭55)年4号
 こちらも有名な作品でございますね。先述の『オンボロ旅館をたてなおせ』と描かれた時期がほとんど同じようでございます。翌年に初のアニメ化作品『宇宙へいらっしゃい!』が公開されていることと何らかの関連があるのでございましょうか。
 こちらも20世紀のお話でございます。主の名前は出てきませんが、恐らく18エモンの時代でございましょう。当時暴力団、乱坊組、楼関組が抗争を続けておりました。楼関組のチンピラ、サブロー様が兄貴分の人斬りケンに乱坊組組長を襲うよう指示されたのですが、実はこの指示は罠で、サブロー様は敵に売られてしまいます。その時にサブロー様がご利用になられたのが、つづれ屋でございました。結局敵に売られたサブロー様は魔美様の超能力のおかげで命拾いをすることができたのでございます。
 
ドラえもん【のび太と銀河超特急】
連載:『月刊コロコロコミック』1995(平7)年9月号〜1996(平8)年2月号
 大長編ドラえもん第17作でございます。てんとう虫コミックスの47ページに当スタッフがゲスト出演しております。ただし藤本先生によるものではなく、アシスタントの方による絵でございます。
 

 

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